↑【ゆる介護のすすめ⑪】からつづく


当時、仕事が忙しかったれいじさんは
週に1〜2日の出張で
留守が多かった

私も働きながら乳がんの治療中
そんなしんどい時にかぎって
トラブルが重なって起こるのが
日常の不思議

深夜、家の電話が鳴る
れいじ家の実家からの電話
「転んで頭を打ったのにお義父さんが…」
泣くお義母さん

「んーわかんないから行きます!」

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あの頃は、マンションの駐車場が満車で
歩いて10分の実家に車を泊めていた

なので…深夜実家までダッシュ!
いや、ダッシュのつもりだったけど…
きっと競歩(笑)
 
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お義母さんは今までも何度か
トイレに行く途中に転倒して
救急車にお世話になったそうだけど

私は救急車はよっぽどのことがないと
申し訳なくて呼べないタイプ

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お義父さんは晩酌のあと寝ていて
お義母さんの転倒はいつものことで
つい面倒くさくて
「そんなの大丈夫だ」と言ったらしく…

お義母さんが激オコ

病院へ連れて行くか?行かないか?の
ジャッチはめっちゃ難しい

怒ってるからきっと
大丈夫なんだろうけど
最初はお義母さんの痛いが
どの程度痛いのかがわからず悩んだ

れいじさんが在宅の時は
数回救急病院へ連れて行ったことも

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救急対応してくれた
病院の看護師さんが教えてくれたのが
千葉県「救急安心電話相談」

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電話でお義母さんの症状を伝え
転倒した場所や意識の有無
コブの大きさや、出血の有無などで
家で翌朝まで様子を見ても大丈夫か
もしもの時は◯◯病院へ行けば受診OKなど
対応を教えてくれた

本当にこの電話はお世話になった
スピーカーフォンにして
お義母さんと一緒に対応を聞いていると
お義母さんの気分も落ち着いた

転倒を繰り返せば
同じような事が多発する
地味に翌日仕事だと
私の体力もしんどい

転倒予防はお義母さんの体のためにも
どうにかしたかった