エマさんのおしゃべり絵日記

アラフィフです。人生折り返し始めたと思う今日この頃。 結婚、離婚、再婚活、再婚、介護、乳がん、ダイエット、グルメ、ペット、仕事などなど、 平凡なワタシに起こった出来事を日記&回顧話を書いてみました

2022年01月



【婚活】45歳でまじめに婚活しました
          
         
   


K男さんと2回目のデート
居酒屋からカフェバーへ

K男さんは上機嫌に見えた

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「家を建てる」
人生においておそらく一番高いお買い物
こだわりを注ぎ込んだ家の話しを
誰かに語りたかったのだろう(笑)

家はこだわれば、こだわるほど
お金がかかる
節約して頑張って建てたのだから
思いの丈を聞いてあげたいけど…

せめて…写メ(K男さんガラケー)
でも見せてくれればね
少しはイメージもつくけど…
いまいち伝わりにくい

K男さんは婚活で十数人に会って
「目黒駅の近くに家を建てる」という話しで
嫌な思いでもしたのかな?

とって付けたように
うちにはお金がないって
何度も言ってたなぁ??

お父さんが亡くなって
相続も大変だったと言ってたし
いろいろあったんだろうけど…


  

それにしても
「節約の話」と「メールが苦手」
気心知る前に言われると
めちゃくちゃ気を使うわ!

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節約って…すごくコアな部分の話し
その人の価値観で
必要?不要?の二択だと思う

女子高時代の友達で「ケチ子」と
呼ばれていた同級生がいるんだけど

ケチ子は社長令嬢で家はめっちゃ金持ち
だけど「消しゴムが減る」から
貸したくないとか
「お菓子は交換するものがないとあげない」
とかケチ子ルールがある

かといって友達の誕生日は
誰よりも忘れずに
毎年プレゼントを送ってくれた
プレゼントの品はケチっていないのだ

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そんなケチ子ルールを
昔からみんな知ってるから
ケチ子がケチなことを言っても
全然気にならない

だけどあまり知らない人に
「節約して」と熱弁されると
注文するおつまみとか
…めちゃくちゃ気を使うじゃん

このおつまみ必要?不要?(笑)

メールも同じで
私達の年代から上の世代の男の人
「メールが苦手で」ってよく言うけど
自分の用事はメールで送って
返信を面倒くさがる

「メールいやなら彼女できたら電話?」
って聞くと電話もたまにしかしないと言う
携帯電話がない時代の
恋愛スタイルのままでいる…
そのくせ「若い嫁さんが欲しい」とか
言っちゃうんだよ

あれ?なんか私…
思い出し怒りしてる?(笑)

どっちにしろメールも送りづらくなる 


  


たくさん話しができてK男さん
嬉しかったのかな?

ご馳走してくれたけど大丈夫だったかな?

デートの帰り…歩きながら考える

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人と話しをするのって
こんなに気を遣ったっけ?

私はまた…男の人としてではなく
人としてK男さんに
興味をもっていることに気付く

K男さん…1回目と2回目では
印象が全然違う…
1軒目と2軒目も違う(笑)

一緒に寄席を見に行ったら
また違う顔が見れるのかな?
そう思いながら
「今日はご馳走様でした」と
メールを送った

すぐに「次は寄席お誘いします」と
返事が来た

㉖につづく

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【婚活】45歳でまじめに婚活しました
          
         
  



K男さんと2回目のデート
新宿で待ち合わせをして
居酒屋へ飲みに行った

K男さんは感情が分かりやすく
顔に出るタイプの人だった

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1軒目のお会計でK男さんは
「4800円だったのでエマさんは
2000円でいいですよ」


「えっ?あっ…2000円でいいんですか?
じゃあ次のお店は私がご馳走しますね
ありがとうございます」

 そう私が言うと…

K男さんは機嫌が良くなった …

2軒目は駅近の
昼はカフェ、夜はバーになるお店に
K男さんを連れて行った

K男さんはご機嫌
自分からいろいろな話しを始めた

「実は目黒駅の近くに住んでいて
今年家を建て直したんですよ
すごくこだわって建てたので
そのうち見に来てください」

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「ボクね普段着を持ってないんです
だから今日の服、この前と同じでしょ
家建てるために節約してたんです」

「住んでるのが目黒だとお金持ちだと
思うかもしれないけど
やっぱり家をこだわって建て替えるには
節約が必要だったんですよ」

「次に会う時も同じ服だけど
許してくださいね」

K男さん…いつの間にか
少し心を開き始めている?

なるほどなるほど
1軒目で感じた謎は解明されていく

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「エマさんは何人の人とA会で
会いましたか?」


「私はK男さんが2人目です」

「ボクは2年半この会で数十人に
会ったけどね…なかなかね
メールとか苦手だし
まだガラケーなんですよ」

「メールはしないんですか?」

「PCメールだとすぐ返信するんだけどね…
ガラケーだと打つの面倒くさくて…

「そうだ今度、落語を見に行きましょう」

そして1時間半はあっという間
お会計の時
「私が払いま〜す」と伝票を握ったら

K男さんは私から伝票を取り上げて

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 そう言って爽やかにレジに歩いて行った

…気分屋さんすぎん⁇(笑)



【婚活】45歳でまじめに婚活しました
          
          

私から「お見合い」を申し込んだ
K男さんと飲みに行く約束をした

「婚活」生活にもすっかり慣れ
私は無駄に緊張することも
仕事の帰りにデートの約束をしても
気負いすることがなくなった

木曜日の夕方、K男さんと
新宿で待ち合わせた

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新宿は詳しいので
私の好きな居酒屋さんに
連れて行った

K男さんはさすが店長さん!
世間話しは事欠かない
時々…質問口調が
採用面接をしているような
感じになるけど(笑)

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私は一番気になる
家族のことをK男さんにお聞きした

「妹は結婚して実家の近所に住んでます
2年前に父がが亡くなって
母と二人暮らしです」

「家事はお母さんが?」

「そうです。73歳ですが元気にやってます」

「それはよかった。うちの母も元気ですよ
本当に健康が一番ですよね」

「ずっと元気でいてほしいですよね」

どんなお父さんだったか?
妹さん夫婦との関係など…
お互いの家族の話しで会話が弾む

「K男さんお住まいは目黒ですか?」

「あっはい…」

「通勤は乗り換えが少し多いのかな?」

「そうなんですよ…」

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K男さんは住んでいる場所について
聞かれたくないのかな?
めっちゃ顔が怖い 謎?

話題を変えて
趣味の話しや休みの過ごし方などは
なごやかに話してくれる

そんなこんなで2時間たったころ
K男さんが
「もう一軒飲みに行きませんか?」
と誘ってくれたので

「はい、もう一軒行きましょう!
あっ化粧室に行ってきますね」
と私は席を立った

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席に戻るとK男さん
明らかに怒っている…
意味わからん???

「お会計はおいくらですか?」
と言って私が財布を出した途端に
K男さんの表情は元に戻った

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いやいやお会計で逃げないよ
2時間飲んだんだから
トイレぐらい行かせてよ!!!

K男さんは
「4800円だったのでエマさんは
2000円でいいですよ」

「えっ?あっ…2000円でいいんですか?
じゃあ次のお店は私がご馳走しますね
ありがとうございます」
と言うとK男さんは

機嫌が良くなった…

 



【婚活】45歳でまじめに婚活しました
          
         

毎月5日に届く
マッチングされたお相手
K男さんに「お見合い」を申し込んだ

返事がないまま10日間…

ああ…プロフィールを見て
お断りされたんだと思っていたら

「A会」から今週末の土曜日に
「お見合い」できますと返事が来た 

まさに一喜一憂
会わなきゃ何も始まらないからね



土曜日の午前11時「A会」のオフィスで
K男さんに会うことになった

私から「お申し込み」なので
お見合い手数料5000円を「A会」に
お支払いした

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「初めましてK男です
ご連絡が遅くなってすみません
仕事が忙しくて
実はこの後も仕事なんです」


「あっすみません。お忙しいのに
お時間作っていただいて」


「いえ、お申し込みしてくれて
ありがとうございます
どうしても会っておきたかったんで」


「あっ…ありがとうございます」

30分くらいお話ししたころに

「今週の木曜日はお忙しいですか?
休みなので夕方から
飲みに行きませんか?」

K男さんが誘ってくれたので

「私は仕事ですが大丈夫ですよ」

木曜日に会う約束をして
約1時間のお見合いは終わった

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K男さんの印象は
少しせっかちな感じだけど
ハキハキしたタイプなので話しは弾んだ
さすが店長さん
なにげに私への質問をサラッと会話に
入れながら面接は終わった(笑)

アドレスを交換したので
お茶をご馳走してくれた
お礼のメールを送ったら
すぐに返信があって
「木曜日楽しみにしています」と
書いてあった

  

それにしても婚活は
マラソンみたいなもの
しかもゴールは…
42.195km先だとは決まってない
100kmマラソンかもしれない

私はスタミナが切れて
息切れになってきちゃったのだ



【婚活】45歳でまじめに婚活しました
          
        


中高年の「婚活の会」に入会して
はや3ヶ月目に入ろうとしていた

毎日何も変わらなかった日常が
すごいスピードで動きはじめた

それは私だけではなく
一緒に婚活を始めた友達も
水を得た魚のようにイキイキし始めた

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仕事の小さなストレスも
全然気にならない

人は気の持ちようで
見える景色すら変えてしまうことを
再確認した(笑)


  

毎月5日に新しいプロフィールが届く

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私より4歳年上のK男さん
大手スーパーの店長
お母さんと同居
落語と散歩好き
穏やかそうな人
会ってみたいと思った

私から「お見合い」のお申し込みをした

「A会」からのメールで
お相手からの返事は1週間前後で
お知らせします

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1週間経っても返事はなかった

まあ、プロフィールで断られることも
覚悟はしていたけど…
やっぱりショックだよね

  

お見合いを何度か繰り返すと
いろんな人とデートをすることで
だんだんこの人と
ご縁があるのか?ないのか?
不思議と一度会えば
わかるようになると言う

これは婚活をくじけず続けた人が
みんな感じる感覚みたい

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入会3ヶ月になると
みんな気が合うお相手を見つけて
「結婚を前提にお付き合いをしよう」
という話しになる

「A会」は休会届けを出せば
最大12ヶ月休会できるシステム

多くの会員さんは
同時進行でお付き合いできるほど
器用なタイプではないみたい
休会手続きを出してお付き合いする
むしろ安心かも


  


お付き合いを始めると
人は本当に「桃色」になる

そして幸せな人は
幸せのお裾分けをくれる
きっとポジティブになるのだろう
いいなぁいいなぁ…

私はお相手がいないのだから
桃色になれない

やっぱりもう少し痩せようかなぁ
モテるプロフィールを目指して
ダイエットしようかなぁと
企んだりする(笑)

そんなこんなで
少しやさぐれ始めていたら

「お見合い」のお申し込みをして
10日たったころ
OKとの返事があった

仕事が忙しい人なのかな?
それとも何人か候補の人でもいるのかな?

その週末の土曜日お会いすることになった

少しほっとした

 ㉒につづく


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