エマさんのおしゃべり絵日記

アラカンです。人生折り返し始めたと思う今日この頃。 結婚、離婚、再婚活、再婚、介護、乳がん、ダイエット、グルメ、ペット、仕事などなど、 平凡なワタシに起こった出来事を日記&回顧話を書いてみました

2025年01月



日光の冬は寒さが厳しい

観光客の少ないオフシーズンの
「日光世界遺産」巡りを
暖かいコートを着て防寒すれば
のんびりゆっくり楽しめる
UNIQLO極暖の出番です(笑)

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それでも…
社寺は底冷えがするので
ランチは温かいものが
食べたくなる

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私たちは「日光の社寺」玄関口
「神橋(しんきょう)」まで
世界遺産巡回バスに乗って戻り
温かいものが食べられるお店を探した

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バス停「神橋」の前にある
おそば屋さんをみっけ

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その名も「神橋庵」
「日光名物ゆばそば」が食べられる

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外国からの観光客が
多い事がよくわかるメニュー

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お店に入ると
この時は全員外国からのお客さま

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夫は「ゆばそば」1595円を注文
ゆばと山菜がたっぷり入って
ボリューム満点
ゆばがめちゃくちゃ美味しい

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私は「そばセット」1595円
「ゆばの炊き込みご飯」が食べたくて
セットを注文したら
「たぬきそば」と
「ゆばの煮物」が付いていて

夫とシェアしながら
いろいろな「ゆば」を楽しめました
炊き込みご飯は絶品!

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不思議だったのが
そばのつゆが関西風?
お出汁が効いて美味しいけど
うどんのつゆのようで…
「神橋庵」はこの味が売りなのかしら?

体が温まり元気復活!

続いて「神橋庵」から
歩いて5分
「にほんかし雲IZU日光店」へ

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そっぽを向いたお猿
「SOPPO焼き」

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夫に「日光」へ行ったら
行きたい場所はある?
と聞かれた時に…

TikTokで見た
「SOPPO焼き」と答えた
お猿が超かわいいお店(笑)

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「SOPPO焼き」
カスタードクリーム
1匹 378円
食後のデザートに


↑ 豪華すぎ「日光東照宮」のつづき


「龍脈」が流れる日光連山の
強力なパワーが集まる地「日光」に
1617年徳川家康が
「日光東照宮」を鎮座させた

「風水」「陰陽道」などの
叡智を駆使し更に強力な
日本屈指のパワースポットになった

「東照宮」は家康公の死後
遺言に沿って
二代将軍・秀忠が
「東照社」のお堂を造り
三代将軍・家光が
今の豪華絢爛な社殿へと改修した

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陽明門をくぐった先に
拝殿の前に立つ国宝の「唐門」

派手な色彩の東照宮の建造物の中で
ひときわ存在感を放つ白い門は
日本画の白い顔料の
胡粉(ごふん)で塗られている

門の両脇には唐木の寄木細工で
「昇り龍と降り龍」が描かれている
この門めっちゃかっこいい

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↑ 東照宮の境内はこんな配置

拝殿内は「撮影禁止」
「拝殿」に入って「石の間」などを
観ることができる

松潤が大河ドラマ
「どうする家康」の撮影前に
訪れた場所だと紹介されていたよ

この日は粉雪が舞い散る寒い日光…
人がまばらで
どこもゆっくり自分のペースで
楽しむことができた

観光客の9割は外国のお客さま
TVの撮影もされていた ↓

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徳川家康公の墓所「奥社」への
参道入り口「坂下門」前の
東回廊「潜門」の梁に「眠り猫」がいる

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牡丹の花の下で眠っている猫
「左甚五郎(ひだりじんごろう)」の作品

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日光東照宮の中でも
「家康の墓所」へ通じる
重要な場所に配置された彫刻は
意味があると言われていて
この眠り猫の彫刻の裏側には
二羽の雀が竹林で遊ぶ様が彫られている

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猫がいねむりをし
雀たちは穏やかに遊ぶことが出来る

戦国時代が終わり平和な世界が訪れ
この平和が末永く続くという
願いがこめられていると
言われている…がっ

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「眠り猫」…実は
薄目を開けているという説も

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「徳川家康の墓所」へ通じる道を
守るよう配置された猫
耳を立てて足も踏ん張り
臨戦態勢にも見える

徳川家康を守るために
狸寝入りをしているという考察は
徳川政権の威厳と恐ろしさを
示していると言われ
外様大名への圧力や睨みであるとも…

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観る角度によって
眠っているようで…

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臨戦態勢にも見える

色々な意味が込められた
東照宮の彫刻は
おもしろすぎて観るとキリがない(笑)

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「奥社」へ通ずる
参道の入り口に位置する「坂下門」

天井には長寿を表す
菊の彫刻が施されていて
その下には寿命千年といわれ
現世と幽世とを結ぶとされる
彩のない「鶴の彫刻」がある

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江戸時代「坂下門」は
将軍の参拝時以外
閉ざされていたことから
「不開門」とも呼ばれていた

この「坂下門」から
徳川家康公のお墓「奥宮 拝殿」へは
270段の階段で続く

今回は日帰りのため
「奥宮 拝殿」は行かなかった

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アラカンの嫁…最近膝が痛い
夫が気を使ってくれたようだ(笑)

本日1月29日はエマの父・ケンさんの
86歳のお誕生日
家族旅行で日光へ連れて


↑ 日光と言えば「三猿」


徳川家康が
戦国時代から世を平らにし
文化が繁栄する時代へと
導いたのが
自然の摂理をもとに考えられた
環境学・統計学の
「風水」や「陰陽道」と言われている

「江戸城」は風水的に理想的な地形
「背山面水」の配置で
265年間も繁栄を続けたのは
叡智の結晶だと思う

日光は風水において
「江戸城」の鬼門にあたる真北に位置し
「龍脈」が流れる日光連山は
「男体山」「女峰山」「太郎山」など
古代から「山岳信仰」されていた
強力なパワーの集まる土地

その日光に
「日光東照宮」を鎮座させた
そりゃもう日本屈指の
「パワースポット」でしょう

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【社号標】
徳川家の家紋と渋沢栄一が書いた
「東照宮」の文字が彫られている

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【境内の案内図】
表参道から鳥居、本殿
奥宮(徳川家康公のお墓)など
「風水」の教えをもとに配置され
より強いパワーを集めている

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【石鳥居】
表参道からの入り口に
大きな石の鳥居がある
黒田官兵衛の息子・黒田長政が
奉納したもので
石材は九州から切り出され運ばれた

鳥居に掲げられている
「東照大権現」の額は
後水尾天皇が宸筆と伝えられ
畳1枚分の大きさ

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【表門】
東照宮最初の門で
左右に仁王像が安置されていることから
仁王門とも呼ばれている

美しい門だけど…
東照宮のイメージだと
地味に見えるのが不思議

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神厩舎】

「三猿」で有名な「神厩舎」は
表門をくぐると左手にある
ご神馬をつなぐ厩(うまや)

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【五重塔】
「お寺」ではなく「神社」の境内には
珍しい「五重塔」
全国で日光東照宮を含めた三社だけ

初代が落雷により焼失したため
現在は2代目
文政元年(1818年)に建てられた

江戸時代の叡智で作られた
五重塔の構造が素晴らしく
心柱を塔の中心に据えた
地震や強風による振動を
抑えることができる優れた耐震性能

「心柱制振」は東京スカイツリーの
耐震システムにも応用されている

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【唐銅鳥居(二の鳥居)
TVで紹介されて有名になった
東照宮の中でも
最強のパワーが集まる場所が
陽明門への石段前に立つ「唐銅鳥居」
らしい…

陽明門は中央真上に北極星(北辰)が
輝く位置に立っているので
「北辰(ほくしん)門」の異名も持つ

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【陽明門】
日光東照宮と言えば「陽明門」
平成の大修繕で修復された
きらびやかで豪華すぎる(笑)

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徳川家光が再建した「陽明門」は
一日中眺めていても飽きないことから
「日暮らし門」とも呼ばれる
豪華絢爛な美しさが圧巻

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陽明門には中国の故事に由来する
聖人賢人・龍や鳳凰などの霊獣・子供など
508体の精密な彫刻が施され
彫刻にはそれぞれ意味があり
平和への願いが込められている

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【逆柱】
陽明門には12本の柱がありすべて
曲線の文様グリ紋が施されている
柱(写真左側)が逆さに建てられている

「魔よけの逆柱」と呼ばれ
「満つれば欠ける」と言う
ことわざにあるように
不完全な柱を加えて魔除けにした
そして…
 陽明門は未だ完成されていない

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「風水」や「陰陽道」だけでなく
「建築」「文化」など
当時の叡智を集結させ
より強いエネルギーを集めた
「東照宮」の凄さを体感した

日光の旅は続く

↓ そうだ日光へ行こう!




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↑ 日帰り日光の旅


日光と言えば「三猿」
「見ざる、言わざる、聞かざる」

他人の欠点・過ち・不都合なことを
不要に見たり聞いたり言ったり
しないことが
人との関係を良好に保つ
という戒めの言葉

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日光東照宮の「三猿」は
東照宮の「神厩舎(しんきゅうしゃ)」に
施されている浮き彫りで
江戸時代初期に作られたもの 

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「神厩舎」は神様に仕える
馬をつなぐ厩舎

舎をぐるりと取り囲むように
彫られた猿は全部で8枚あって
順番に見て行くと 
猿の一生 になっている

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修繕が終わったので
浮き彫りの塗りが綺麗になっていた
けど…以前とちょっと
顔が変わってコミック顔?
SNSで新旧調べてみて(笑)

陰陽五行説では
馬を災厄や病から守るため
猿を一緒に飼うという
考えがあることから
三猿も神厩舎に彫られたのかも

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その「三猿」の人形焼が人気の
「日光人形焼 みしまや」
東武日光駅から徒歩8分

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店主が日本全国産地に足を運び
選び抜いた厳選素材は国内産100%

とにかく人形焼の
「立体型」のクオリティが高い

「三猿」「眠り猫」「陽明門」など
焼き上がった
人形焼の完成度が感動もの

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「詰め合わせ」 1箱(7個) 1600円
「三猿」(3個) 510円
1個売りは170円

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みてみて〜
めっちゃかわいい

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しかも生地もあんこも
ホントに美味しい

これは口の肥えた
甘いもの好きの友達への
おみやにもぴったり!

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散策中…お腹が空いて
つまみ喰い


↑ 博多1泊2日食い倒れの旅


夫が「日光へ行こう」と言った(笑)

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「日光の社寺」が
世界遺産に登録されて25年

25周年を記念して
社寺をライトアップしたり
様々なイベントが開催されている

そのひとつ江戸時代に彫られた
初開帳の「青い明王像」が3月まで公開

その明王を観に行こうと…
土曜日の朝早く家を出て「日光」へ

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「日光山輪王寺」は
天台宗の寺院で「日光東照宮」
「日光二荒山神社」とあわせて「二社一寺」
「日光の社寺」として
世界遺産にも登録された

「日光山輪王寺」は本堂(三仏堂)
大猷院、慈眼堂などのお堂や15の支院があり
日光山内の歴史を形作ってきた
まさに日光の歴史の
中心的存在とも言えるお寺

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日光山輪王寺の本堂
「三仏堂」は
東日本で最も大きな木造建築物で
千手観音(男体山)
阿弥陀如来(女峰山)
馬頭観音(太郎山)
三体のご本尊が祀られている ↓

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三仏堂(本殿)拝観料 400円
荘厳なお姿は圧巻だった

そして初開帳の秘仏「五大明王」

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「青黒色(しょうこくいろ)」
仏様の「慈悲の心」を表しているとか…

目がさめるほどビビットな青色で
高さ20cmの小さい像ながらも
迫力のあるお顔だった

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「明王」は悟りを開いた如来の化身
徳の力で世の中に
平和をもたらすとされている

激しい怒りの形相と
手に持っている武器などは
「一人残らず救う」という
強い気迫などを表しているんだって

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撮影禁止エリアだったので
じっくりゆっくり
参拝することができた

明王にはそれぞれにご利益がある
推しの明王はだれ?

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