エマさんのおしゃべり絵日記

アラカンです。人生折り返し始めたと思う今日この頃。 結婚、離婚、再婚活、再婚、介護、乳がん、ダイエット、グルメ、ペット、仕事などなど、 平凡なワタシに起こった出来事を日記&回顧話を書いてみました

2025年09月


↑ 【大阪万博の旅⑥】


イタリア館に5時間並んで
パビリオンを出たのが21時30分

昼間の熱気とは一変
夜の万博会場はライトアップされて
まるで別世界
きらめくパビリオンに囲まれて
歩くだけ楽しい

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球体が目を引く
「シンガポール」パビリオン

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壁の映像がいろいろ変化して面白い
「ベルギー」パビリオン

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人もまばらで、秋めいた風が吹く
散歩には最高の時間

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美術館のような
「アゼルバイジャン共和国」パビリオン

夢のような時間を過ごしたら…
すぐに帰宅の現実がやってきた

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帰りは「東ゲート」から
地下鉄「夢洲駅」へ向かう
ゲートを出る前からこの人の数

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ウワサには聞いていたけど…
想像以上のすごい混雑

「東ゲート」を出たのが
21時45分
ただただ人の流れに身を任せる

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足の踏み場もないほどの混雑

そんな中…私は「人間ウォッチング」
こういう過酷な状況下では
人の本質が見えてくるのが面白い

・われ先にとグイグイ前へ進んでいくタイプ
・ずる賢く割り込みながらスルスル
抜けていくタイプ 
・「今日は帰れないかも」と口に出して
悲観するタイプ 
・イライラして同行者にグチを言うタイプ
・ひたすらスマホを見つめ、耐え忍ぶタイプ
・こんな状況すら楽しく笑って過ごすタイプ

ちなみに夫は…
ムッとして黙るタイプ(笑)

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「夢洲駅」に着いたのが
22時30分

夢洲駅の写真は夫が撮影 ↓
先が見えて…
ちょっと機嫌が直ったみたい

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今回の大混雑で不安だったのが…

私は朝「西ゲート」から入場したので
「東ゲート」が初めて
「夢洲駅」がどこにあるかもわからず
前の人に続いて歩いた

そのうち行列は全く動かなくなり
どんどん後ろから並ぶ人が増えていく

とにかく自分がどこにいるのか
わからない状態

会場前はこのようになっていた ↓

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スマホで万博会場の
「東ゲート・夢洲駅前」を調べても
明確な地図がない

混雑緩和のために迂回ルートは
仕方ないけど…
自分の現在地がわかれば
気持ちに余裕ができたと思う

8月13日に停電で地下鉄止まった日の
ニュースを見ていたので
あの日は本当に
大変だっただろうなと思っちゃった

私たちはこの日23時に
天王寺のホテルへ帰れたよ

翌日、旅行最終日も
朝10時入場枠で「万博」へ

昼間の熱気とはまた違う賑わいに

一番観たかったパビリオン
「イタリア館」の行列に17時から並び始めた
行列の目安時間は5時間!

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折りたたみ椅子に腰かけ
少しずつ暮れていく空を眺めていたら…

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「よしもとパビリオン」のイベント
「盆踊りのアシタ」が
18時15分から20時45分まで開催

行列に並びながら
遠巻きにステージが見える

行列特典?野外ライブを
最初から最後まで楽しんだ(笑)

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…とはいえ 
5時間の待ち時間はやっぱり長い
スマホの充電はみるみる減って

誰かが買って来たカレーの匂いに
思わずお腹が鳴る

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 そして夜9時すぎ
ようやくイタリア館の入口へ
待ち疲れていたはずなのに…

扉をくぐり
イタリア製のソファーに座りながら
オープンニング映像を観て
並んで良かったと思った(笑)





開いた壁の先に出迎えてくれた
「ファルネーゼのアトラス」に
心を奪われ…しばし言葉を失った

正直…5時間も並んで
ちょっと辛かったけど(笑)

その先に広がっていた光景は
並んで良かったと思えるほどの感動

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ファルネーゼのアトラス
(ローマ時代・2世紀頃)

天球儀を背負う巨人アトラス
力強い肉体描写に息を呑む

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アトラスの背中
大理石の彫り込みは圧巻
背中のマントのドレープは職人技

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カラヴァッジョ「キリストの埋葬」
(1602-1604頃)
光と影の魔術師
カラヴァッジョによる劇的表現
登場人物の必死な表情があまりにリアル

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模刻レリーフ「キリストの埋葬」モチーフ
 
カラヴァッジョの名画を立体化

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フィリッポ・リッピ
「聖母子と二人の聖人
および二人の寄進者たち」
(15世紀中頃)
柔らかな色彩とふんわりした表情が
宗教観を超え癒される

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レオナルド・ダ・ヴィンチ
「アトランティコ手稿」より

びっしり書き込まれた発想の断片
内容は未来を変えるスケール感

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フェラーリSF90ストラダーレ

イタリアの芸術と技術の結晶

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ドゥカティ Panigale V4
バイクというより走る彫刻(笑)

イタリアパビリオンのテーマは
「芸術は生命を再生する
(L'Arte Rigenera la Vita)」

日本ではなかなか見ることのできない
世界的名作に出会えた感動は
5時間の待ち時間さえ
忘れさせてくれた

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「並ばない万博」じゃなくて
「並んででも見たい万博」と言いたくなる


↑【大阪万博の旅④】のつづき


私たちは インド・バングラデシュ
セネガル・チリ・スペイン
アラブ首長国連邦など
各国パビリオンを楽しんで…ひと休み。

驚いたのは
大屋根リングの下に入ると
一気に「涼しい空間」に変わること
体感温度は5℃近く下がり
とても快適!

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ただ…会場の混雑は増すばかり

気温が上がり日差しを避けて
大屋根リングに人が集まる
たくさん設置されているベンチは満席

そこで役立ったのが
持参した折りたたみ椅子

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「折りたたみ紙製スツール」
折りたたむとB5サイズ
重さわずか370g
耐荷重150kg 
軽くてコンパクトで大活躍! 

 地べたに直接座らなくて済むので快適
防災グッズとしても
おすすめできる優れもの

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持って行ってよかったもの
まずは「おにぎり」
(昼過ぎはフードコートもコンビニも大行列)
冷凍していった「アクエリアス」
午後には程よく溶け、冷たさキープ
そこに「クエン酸ゼリー」をINすると
疲労回復にバッチリ!
まるで真夏の部活みたい(笑)

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スマホ当日予約に疲弊していた
私に夫がひとこと
「もう当日予約は諦めて
大屋根リングを散歩しよう!」

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スマホと睨めっこしてたら
せっかくの万博が楽しめないもんね

大屋根リングを歩くと海風に癒され
噴水の 「水と空気のシンフォニー」
水上ショーも観ることができた

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大屋根リングから
パビリオンのおしゃれな建物や
会場が見渡せる

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散歩を終えて
「コモンズE」の行列に並んだ

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「MANGA JAPAN〜万博漫画展〜」
日本らしく「侍」と「姫」をテーマに
描かれた漫画が展示されていた

その展示室のお隣に…????
「休憩スペース」

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なんと床一面にブルーシートが
敷かれている(笑)

みんな…自然にくつろいでいる

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横になって休む人
スマホをチェックする人
おしゃべりする人…
その光景はまるでお花見や
ひと昔前の運動会

 しかもそこに座っているのは
日本人だけ
ブルーシートに座った記憶が
体にしみついているのかな(笑)
私たちもここでゆっくり休憩できた

冷房も効いていて穴場の休憩所

万博西ゲート行きのシャトルバスで
夢洲の「大阪・関西万博2025」会場へ到着

167本の国旗がお出迎え
ワクワクが止まらない

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「並ばない万博」と言われていた「EXPO2025」
入場ゲート前からすでに人・人・人!

9時45分に到着し
10時入場枠に並ぶと行列の先には
手荷物チェックの関門すごい行列

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会場にやっと
足を踏み入れたのは10時20分

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未来の守り神
「みゃくみゃく」がお出迎え
この景色が見たかった

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約17mの実物大ガンダム像は
「宇宙、そして未来へ」と手を差し伸べる
新たなポーズでお出迎え

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さらに目の前に広がったのは
万博会場の象徴「大屋根リング」

巨大な木組みのような造形美は圧倒的で
青空にそびえ立つ姿はまさに未来そのもの
「めっちゃかっこいい!」と
思わず立ち止まって見上た

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今回の万博に向けて
事前にYouTubeやTikTokで「攻略法」を
真面目に勉強してきた私たち(笑)

ルートのコツ、休憩の取り方
人気パビリオンの攻め方まで
頭に入れて挑んだつもりだった

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でも…いざ会場に立ってみると
想像以上に広大で人の熱気も桁違い!
「これはもう、計画どおりにはいかないね」と
とにかく会場を歩いてみることに

散策するだけで新しい発見が次々と現れて
「体力勝負」だと実感した

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記念すべき最初に入ったのが
インド パビリオン「バーラト」

外観は大きな蓮の花のようなデザイン
光と色に包まれた幻想的な建物で

中に入ると
インドらしい癒しの空間が広がる

最新の宇宙開発
月探査機「チャンドラヤーン3号」の展示

地中から採れる豊富な鉱物など
インドの歴史と未来を同時に体感できる
見ごたえのあるパビリオンだった

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万博のパビリオンは
「完全予約制」「先着順」と別れていて
日本や日本の企業は「完全予約制」
外国の人気パビリオンは「先着順」

私たちは「先着順」の行列が短い
パビリオンに並んでいる間

「当日パビリオン予約」や「イベント」の
予約をとるためスマホと睨めっこ

あれあれ?…周りの来場者はみんな同じ
スマホと睨めっこしてる

そう!当日予約が取れた人は…
強運の持ち主なのだ

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そして気がついた…
9時・10時・11時・12時と
入場者が1時間おきに増えていくことを

とにかく入場したら
お目当てのパビリオンの行列に並ばないと
待ち時間が伸びるばかり…

12時過ぎると会場内は大混雑

炎天下の中トイレに40分並び
コンビニやフードコートも
60分以上待ち
あらゆる箇所でカオス化していくのだった…

【大阪万博の旅⑤】につづく


↓ 大阪万博の旅の話し




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↑【大阪万博の旅②】はこれ


太陽の塔を見学した後は
公園内にある
「EXPO’70パビリオン」へ

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建物に入った瞬間から
レトロな空間に50年以上前の
熱気がそのまま残っているよう

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会場を再現したジオラマは圧巻! 
中央にそびえる太陽の塔

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これはペーパークラフト
太陽の塔の周りに広がる各国パビリオン
 細かい作り込みに
「これ、ずっと眺めていられる…」
と足が止まる

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当時の開会式や閉会式の
映像が流れている
このDVDが欲しい(笑)

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入場者数は 6421万8770人
迷い子は4万8139人
数字だけを見ても面白い

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展示室には、実際に配布されていた
パンフレットや入場券がズラリ
当時のデザインも色使いも
「これ、今でもかっこいい」と
つい見入ってしまう

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料金表に「大人800円」と
書かれているのを見て…
1970年初任が4〜5万円の時代に
800円(今の9000円くらいの価値)

当時の人々が胸を躍らせながら
万博を楽しんだことが伺える

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東京オリンピックをきっかけに
国際的に普及した「ピクトグラム」
当時からシンプルなのに
わかりやすいデザイン

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日本パビリオンのユニフォーム
真っ白なワンピースに赤が映える
ジャパンカラーは50年経っても
シンプルで素敵

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それにしても…ミニスカートの丈が
半端なく短い(笑)
スカートの下にはホットパンツを
履いてたんだって…ちょっと安心した

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  そして目玉は「太陽の塔・初代黄金の顔」
実物の存在感に思わず
「おお〜!」と声が出た
展示室の2階からは
もっと近くで見ることができる

歴史的価値とアートの力を
同時に感じられる圧巻の展示だった

もともと70年代の建築・家具
ファッション・デザイン・フォントが
好きな私にとって
 見どころが多すぎて
「何時間でもここにいたい!」と
思うほど充実の展示

カートまでポップでかわいい

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この翌日に行く55年後の万博は
どんな未来を見せてくれるんだろう?
ますます期待感がアップした
楽しい「大阪万博公園」の1日でした

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明日はいよいよ
「大阪・関西万博2025」編へ

【大阪万博の旅④】へつづく

↓ 不思議体験の話し




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