高校1年の古文の授業で
「平家物語」の冒頭を暗記して
みんなの前で暗唱するという
宿題があった

お経のように何度も唱え
完璧に覚えたはずが…
先生や友達の前で暗唱すると
緊張のせいなのか?
同じ所で詰まってしまう

次こそはと思えば思うほど…
テンパって真っ白に



祗園精舎の鐘の声
諸行無常の響きあり
娑羅双樹の花の色
盛者必衰の理をあらはす
おごれる人も久しからず
唯春の夜の夢のごとし
たけき者も遂にはほろびぬ
偏に風の前の塵に同じ



平家物語の冒頭は
今でも覚えていて言えるくらい
短い暗唱なのに
あの時はどうして(笑)

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ひとりの時は言えるのに…
15歳の私はできない自分が
悔しくて涙が出た

先生も友達もエマは緊張する
タイプじゃないじゃん
…と笑ってたけど
めっちゃ悔しかったのだ

あれから40年…

コールセンターでパートしている私
最近新しいPCが導入され
新規システム+新規業務を
覚えることになった

通常業務と研修をこなしながら
覚えていくのが大変で
最近毎晩仕事の夢を見てしまうほど
プレッシャー

そして覚えているはずなのに
いざ実践すると…同じところで
詰まってしまったりするのだ

そんな自分が本当にイヤになる
あゝ…この気持ちは…そう!
 15歳の「平家物語」の時と同じ(笑)

なんだかんだ連日の緊張で疲れすぎて
昨日の夜はブログを書きながら
寝落ちした

目が覚めて目にしたのは…
日焼けしたエマさん

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色を間違えて塗っていた
ぶぶさんも目が大きい(笑)

40年経っても変わらない自分
緊張してテンパるところ
回りからはそう見えないらしい…

焦らなくても
ちゃんと覚えてるから…と思うと
ちょっと
気持ち的に落ち着いた



そして「平家物語」の口語訳

祇園精舎の鐘の音には
諸行無常すなわち
この世のすべての現象は絶えず
変化していくものだという響きがある

沙羅双樹の花の色は
どんなに勢いが盛んな者も
必ず衰えるもので
あるという道理をあらわしている

世に栄え得意になっている者も
その栄えはずっとは続かず
春の夜の夢のようである

勢い盛んではげしい者も結局は滅び去り
まるで風に吹き飛ばされる
塵と同じようである



55歳になって
少しだけ…心に沁みた(笑)

今日も頑張っていきましょう