エマさんのおしゃべり絵日記

アラフィフです。人生折り返し始めたと思う今日この頃。 結婚、離婚、再婚活、再婚、介護、乳がん、ダイエット、グルメ、ペット、仕事などなど、 平凡なワタシに起こった出来事を日記&回顧話を書いてみました

介護


↑【ゆる介護のすすめ⑭】からつづく


ケアマネージャーの鈴木さんと
お義母さんの新しい介護用品の
打ち合わせをするようになって
私は連日
れいじ家の実家に通った

そこで二人の生活で
ずっと気になっていたことを
思い切って聞いてみることにした

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お義父さんとお義母さんは…

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頸椎の影響で右手の握力がない
お義父さんが手洗いで洗濯?

7〜8年前から風呂に入ってない?
湯船に入っていないだけ?
それとも…?

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お義母さんは夏でも体を
濡れタオルで拭くだけ
髪の毛は3ヶ月に1回
クルマでお迎えサービスのある
近所の美容院で洗ってもらうだけ

お義父さんはたまに
シャワーを浴びていたそう

脚が悪く杖生活の86歳
家事を全て引き受けてる84歳

歳を重ねた二人の
現実だった

私はあまりの驚きとショックで
泣けてきた


【ゆる介護のすすめ】つづく


     


↑【ゆる介護のすすめ⑬】からつづく


お義母さんはいつも
タクシーを呼んでひとりで
病院へ通っていると言っていた

脚が痛いので
整形外科のリハビリに週1回
歯科は通院が途中なので
また予約を取らなければと…

そこでお義母さんの
お出かけグッズを強化することに

「四点杖」はデイサービスや
家族で食事に出かける時など
周りにお義母さんを
サポートできる人と一緒の時に使用

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「シルバーカー」は
お買い物や散歩、病院など
ひとりで出かける時に
使えるように購入した

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お義母さんは
「これでひとりで出かけられる」と
喜んでいた

ケアマネージャーの鈴木さんと
話しをするようになって
介護用品のレンタルの契約や
打ち合わせなどで
私は実家へ行く時間が増えた

平日の朝、昼、夕方…

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通うことで私は
お義父さんとお義母さんの
生活の謎が解け始めたのだ


【ゆる介護のすすめ】つづく
 


↑【ゆる介護のすすめ⑫】からつづく


ケアマネージャーの鈴木さんに
今まで気になっていた
お義母さんの室内での転倒防止法
ふたりがベッドではなく
布団で寝ていることが心配だと
鈴木さんに相談した 

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布団から起きて立ち上がるのは心配

友達のお父さんも
夜中立ち上がる時に転倒して
ケガをしてしまった

ケアマネージャーさんのおすすめは

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月々数百円でレンタルできる

室内を移動する時は

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こちらも、月々数百円でレンタルできる

室内の転倒防止の手すりは
介護保険で
工事費一部負担で取り付けもできる 
 
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安全に生活するための介護用品は
何千点もあり
介護保険でサポートしてもらえるのだ

残念ながら
お義父さんお義母さんは
そんなお国の制度を知らず
年をとる準備ができていなかったのだ


いや、おそらく多くのお年寄りも
お国の制度を知らないのだと思った

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ゆる介護をするためには
先を見据えた準備が必要なのだ


↑【ゆる介護のすすめ⑪】からつづく


当時、仕事が忙しかったれいじさんは
週に1〜2日の出張で
留守が多かった

私も働きながら乳がんの治療中
そんなしんどい時にかぎって
トラブルが重なって起こるのが
日常の不思議

深夜、家の電話が鳴る
れいじ家の実家からの電話
「転んで頭を打ったのにお義父さんが…」
泣くお義母さん

「んーわかんないから行きます!」

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あの頃は、マンションの駐車場が満車で
歩いて10分の実家に車を泊めていた

なので…深夜実家までダッシュ!
いや、ダッシュのつもりだったけど…
きっと競歩(笑)
 
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お義母さんは今までも何度か
トイレに行く途中に転倒して
救急車にお世話になったそうだけど

私は救急車はよっぽどのことがないと
申し訳なくて呼べないタイプ

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お義父さんは晩酌のあと寝ていて
お義母さんの転倒はいつものことで
つい面倒くさくて
「そんなの大丈夫だ」と言ったらしく…

お義母さんが激オコ

病院へ連れて行くか?行かないか?の
ジャッチはめっちゃ難しい

怒ってるからきっと
大丈夫なんだろうけど
最初はお義母さんの痛いが
どの程度痛いのかがわからず悩んだ

れいじさんが在宅の時は
数回救急病院へ連れて行ったことも

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救急対応してくれた
病院の看護師さんが教えてくれたのが
千葉県「救急安心電話相談」

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電話でお義母さんの症状を伝え
転倒した場所や意識の有無
コブの大きさや、出血の有無などで
家で翌朝まで様子を見ても大丈夫か
もしもの時は◯◯病院へ行けば受診OKなど
対応を教えてくれた

本当にこの電話はお世話になった
スピーカーフォンにして
お義母さんと一緒に対応を聞いていると
お義母さんの気分も落ち着いた

転倒を繰り返せば
同じような事が多発する
地味に翌日仕事だと
私の体力もしんどい

転倒予防はお義母さんの体のためにも
どうにかしたかった


↑【ゆる介護のすすめ⑩】からつづく


お義母さん担当のケアマネージャー
鈴木さんと話しをすることに

鈴木さんは今まで数年かけて
お義母さんから
聞いた話しを聞かせてくれた

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昔住んでいた場所や仕事
両親や姉妹のことなど
お義母さんの記憶の
時系列はかなり前後していたけど
自慢の息子ふたりの話しは
ちゃんとあっていた

鈴木さん曰く、ほとんどのお年寄りは
話しはじめは「元気です」と
元気自慢をするらしい
時間をかけて話していくと
膝が…肩が…と
リアルな話しをしてくれるそうだ

身の回りのことができないお義母さんが
なぜ「要支援2」なのか?

と鈴木さんに尋ねた

それはお義母さんが「元気だ」
「生活に困っていない」と言うから
鈴木さんは何もできない

息子さんに現状を聞きたいと思って
連絡先を教えてと
お義母さんにお願いしても
「息子は仕事が忙しい」から
と教えなかったらしい

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お義父さんはなぜ「介護認定」
されていないのか?

鈴木さんが訪ねてくると
お義父さんは別の部屋に行ってしまい
話しをしたことがなかったそうだ
介護認定は
お義父さんが「困っている」と
言わないと何も始まらないのだ

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昭和一桁生まれは
我慢強くて人の世話になりたくないと
思っている人が多い世代みたい

私は今まで気になっていた
お義母さんの室内での転倒と
ふたりがベッドではなく
布団で寝ていることが心配だと
鈴木さんに相談した 

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